アルジャーノンに花束を

アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)

アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)

むかしすっげー話題になって、やれ感動作だ!やれ泣ける!とか言われてたから
どんだけ美しい物語なんだと期待して読んだら、もう全然だよ!超後味悪いよ!救われないよ!
結構ブルーな感じで心に残っちゃったじゃないか。どうしてくれんだよ。




一般大衆はこんな話好きじゃないだろー
作品に感動したんじゃなくて、「感動作」、「超泣ける」とかいうマーケティングに感化されて
ノリで泣いてただけだろー
絶対そうだって。当時の一般大衆。


て、思うほど清々しくないラスト。


あー、もー、嫌なんだよー。
なんだよその結局なーんにもわからない人の悪意にも気づけない底なし知能障害バカの方が
人生ハッピーだぜーみたいなオチ。ブラックすぎねー?
頭良くなって、今まで馬鹿にされてたのに気づいてしまって、その後またバカに戻るとか
もう本当に残酷。最初の状態より酷いじゃないか。