病弱キャラ

「……転勤かよ」
ご愁傷さま
「引越しめんどくせーなぁ」
引越しよりも心配することがあるぜ？
「なんだよ？」
どうやら聞くところによるとアッチは相当な武闘派揃いらしい
「まじか」
お前が配属されてまず挨拶するじゃん？そのときの第一声はきっとこんな感じだ
「どんなよ？」
『おい、みんな聞いたか？生意気にもサンドバッグが人間様の言葉を喋りやがったぜ？』とか
「え？なにそのアメリカンな感じ。しかも俺殴られるの？」
そりゃそうだろ。だって武闘派揃いだよ？みんなナイフ舐めてるよ。絶対。
「いやいやいやそれはない。そんな会社があってたまるか」
甘く見るなって社会を。
「世紀末かよ」
とりあえずどうする？キャラ設定。とりあえず２つ考えたけど
「一応聞いておこうか」
１つ目。奴らに負けじと拳で語る武闘派キャラ。二つ名は「二足歩行型狂犬」
「さすがに無理がありすぎる」
ちなみに長くて呼びづらいので、略してキチガイと呼びます。
「略してねーよ」
んじゃ２つ目
「スルーかよ」
プレステのコントローラより重いものをもったことのない病弱キャラ
「どちらかといえばそっちの方がいいな」
つまんねー奴め。生まれながらの負け犬野郎。金玉ねーのか？闘えよMr.ノーチンコ。デブ！
「何故そこまで言われなくてはならん。あとさりげなくデブって言ってんじゃねーよ！」
黙れ尿酸製造機。とりあえずそのキャラだと何の病気なのかが重要なんだけど
「オチが見えたよ。生活習慣病だろ」
そんな甘ったれた病気で同情が引けるかメタボ野郎
「じゃあなによ」

狂犬病。
生まれつき狂犬病を患ってるっていう設定。インパクト大！これで決まりだろ！

「死ね」

お前が死ね。