青年のための読書クラブ 1巻
- 作者: 桜庭一樹,タカハシマコ
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2009/01/08
- メディア: コミック
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お嬢様しかいない閉じた学び舎の中、
醜くく利巧な女が誰にも相手にしてもらえない一人の女学生を操り
学園の支配を企てる。
舞台設定はまるっきしマリみてだけれども内容は似ても似つかない。
こりゃあ闇マリみてだ。
ブンガク的な重さ、固さを感じさせる見せ方で
浮ついてない感じが新鮮。
この作家の読者層って何歳ぐらいだ?
若い子に人気とかあんの?
ガキのころに読んじゃって、変な風に心に突き刺さったら
アイタタターな文学少女を作り出しそうな作品ではあるよね。
数年後の厨二病ネタで
桜庭一樹に心酔していて
高校時代に読めもしないフランス語のシラノ・ド・ベルジュラックを
これ見よがしに持ち歩いてた…orz
そして友達にその本のことを聞かれるたびに
「孤独の話だよ…君、孤独を知ってるかい?」と答えて
心の中で「こいつはもう私にメロメロだな」とか
「私がいないところではみんな私の噂をしてるに違いない」とか考えてた…
痛い子として噂にはなってたみたいだけど…
みたいなのが出てくると予想。