Landreaall 13巻 "怪物"だとぅ!?帯を書いた人間はよく訓練されたおがきちかフリークじゃねぇ!

Landreaall 13 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)

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相変わらずべらぼうに面白いぜ。震えたね。ページをめくる手が。
不満はアカデミー騎士団編が終ってしまったこと(早すぎー!)と
帯に"怪物"なんて言葉が使われてたことぐらい。


この作品で騎士は"怪物"なんて言葉は使っていない。
スピンドルのような存在は"危険種"と呼んでいる。


この"危険種"という言葉は、スピンドルのような存在が、
"怪物"なんていう人間を恐怖のどん底に叩き落し、圧倒的なまでの力で蹂躪してしまうよくわからねー恐怖の対象なんかではなく、
人の危害を与えるけれども対応の仕方を間違えなければどうとでも処理できる"ただの生き物の一種"なんだよ


アトルニアにとってはね!!!!!!!!!!


っつーアトルニアって国のパワーを示す言葉なんだよ!
危険な生き物を処理するための作戦を練ることができるし、
その策を実行できる軍隊だって持っている。
こういうのを何度も繰り返してきた歴史があるっていうことを示す言葉なんだよ!


こういうさりげないこだわりが他のファンタジーと一線を画する魅力的なところなのに
帯であっさり"怪物"なんて書いちゃりやがって!