たったひとつの冴えたやりかた
- 作者: ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア,浅倉久志
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1987/10/01
- メディア: 文庫
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未来が舞台なのに古臭いってのもおかしいけど。
これはアニメや映画でもっとすごい未来を見てきてるのが原因だな。
舞台が未来ってだけじゃピクリともしない。
タイトルはカッコイイ。興味そそられる。
んで、どんなすごい方法で困難を打開してくれるのかと期待して読んでみたけど、
いまいちそんなにすごくねぇ!
かろうじて最悪を免れたってレベルじゃないか。
最悪の状況から最高のレベルまで引き上げてから終わらせてよ!
すげーカッコいいタイトルついてるからハッピーエンドだと思ったじゃん。
いうほど冴えてないよ!
他の中篇、宇宙海賊とか異星人との平和調停の話もありきたりで
どれもこれも想像の範囲に収まる内容。
今更読むほどの本でもなかったな。
舞台が宇宙なだけって感じ。<追記>
あ…れ?他の人の感想みてから考えてみると、このタイトルって悲壮感が漂ってような?
もうこれっきゃ方法が残されてない、みたいな。
笑顔で親指をグッと突き出して「これがたったひとつの冴えたやりかただぜー!」って。
あれ?まるっきり死亡フラグじゃね?
なんですげーポジティブに捉えてたんだろう俺。