幼馴染の結婚式に行ってきた

幼稚園から高校まで一緒だった幼馴染の。


予定調和、お約束的な展開を白けた目で見てしまうような自分でも
なんだか心に迫るものが。これが感動というやつか?
なんか色々な感情が混ざり合ってるな。
幸せそうでよかったと思う気持ちとか
遠くに行ってしまったような、置いていかれたような寂しい気持ちとか。


大学に入ってからは疎遠になって、成人式で会ったのが最後だったけど、
それから六年、俺が近くに居ない間に俺の知らない多くの人と関わって
多くの友達ができて多くの人に愛されてて、
俺より仲がよさそうな奴がいっぱいいるでやんの。
くそっ。寂しい!悲しい!距離を感じた!
昔はしょっちゅう俺とつるんでたのに!
友達とられた気分!


あと自分と同じ年齢のやつが結婚したってことで
自分がもう子供じゃないって現実を突きつけられた感じ。
相当なダメージだ。よろめく。
社会に出たときよりもキツイぜ。


帰りに中学時代の友達を家まで送るために
今ではめっきり通らなくなった懐かしい道を車で走って更にダメージ。
一緒に自転車をこいで遊びにいった思い出とかもう蘇っちゃって蘇っちゃって。


つーか俺はこの時代の友人と疎遠になりすぎだよ。
なんで一人で大学まで進んでるんだよ!
みんな高卒で働いて俺抜きでつるみやがって!
あー、寂しい!寂しい!


俺もお前らと同じ部活入っとけばよかったとか
もっと一緒に遊ぶ時間を作ればよかったとか
そんな後悔が押し寄せてくるよ。


ものすごく良い結婚式だったけど
なんだかダメージの方がでかいよ。
センチメンタルだ。
なんだこれ。くそっ。
超幸せそうな顔で笑いやがって。
遠いよ。