二番手が恋人の座に登りつめるには

恋人がいるとわかっている相手に対して、
2番手以降にいる人が「私と付き合って欲しい」「私だけを見て欲しい」と要求するのは
戦術レベルで見ると無意味を通り越してマイナスですらある。


こんな要求を口に出してしまうと
現在1番になれてない時点で
1番手の人に勝るほどの魅力がないという現実が見えてない、
客観性のない人だと思われるし、
また相手の幸福な現状を壊してでも
自分の欲を満たしたいという身勝手さも露呈することになる。


好意を抱いているからこそ言ってしまうのだろうけど、
それを言ったことによって相手に好意を抱かれるどころか
めんどくさい奴だなと思われて自分の位置を下げることになる。


中高生なら「好き」→「告白」みたいな短絡的な行動でも可愛げがあっていいけど
二十歳過ぎたぐらいの人間なら自分の目的を達成するために
もう少し頭を使って行動した方がいい。


こういう場合における効果的な戦術は
「私は2番目でいいから」と伝えること。


そばに居てくれるだけで幸せ
好きな人と別れるだなんて辛いことはしなくていいよ
っていう健気さアピールになるし、
裏を読まれても
「私はあなたに余計な負担をかけて煩わすこともないし、
あなたが幸せになるように行動できる」(非モテはここらへんの考えがないような気がする)
という頭の良さ、そばに置いておくことメリットをアピールできる。


男から見たら、っていう話だけど。
女から見たらどうなんだろう?
「俺は二番目でいいから」っていうセリフは。