『eensy-weensy モンスター』1巻
平凡な主人公に才色兼備な親友が二人っていうシチュエーションは『天然素材でいこう。』を彷彿とさせる。そしてその親友である「竜崎のばら様」が妙に漢(おとこ)を感じさせ、いい味を出している(貧乏発言を笑顔で爽やかに言い放つシーンが漢らしくてとても良い)。一方、もう一人の親友である蓮華はいまいちキャラが立ってないような気が。
んで、題名になってるモンスターなんだけど、これがいまいちわからん。王子に対する嫌悪感ってやつにモンスターっていうキャラクターを与えているんだけど、わざわざキャラクターを与える必要があったのか?キャラクターを与えることでどんな面白さを狙ったのだろうか?こいつが出てくると、どうも主人公が責任転嫁をしているようで好感が持てない(私が悪いんじゃなくてモンスターが悪いんだ!って感じが気に入らない)。
まだ一巻なのに王子の抱える問題が解決しちゃって(早いよ)すごく良い奴になっちゃったから、主人公の成長が軸に話が進んでいくのかな?んー、カレカノほどの魅力は今のとこ感じない。
eensy-weensy モンスター (1) (花とゆめCOMICS)
- 作者: 津田雅美
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2007/07/05
- メディア: コミック
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